コレステロール値が高いほうがずっと長生きできる:浜崎智仁 著

23 7月

41XT7CQAuLLこの本もアンチコレステロール本の一つですが、☆5つです。以下にグッとくる文章を引用してます。

循環器系の医師には、スタチン投与で眼瞼やアキレス腱の黄色腫、あるいは頚動脈の内皮ー中皮の肥厚が減ることを経験した人が多いと思う。内皮ー中皮の肥厚は、肝動脈疾患と相関性がある。そこで、スタチンで治療して、その厚さ(動脈硬化)が減れば文句ないはずである。ところが、これには落とし穴がある。ごく最近発表された計18000名でのメタ分析によると、治療することにより頚動脈の内皮ー中皮の肥厚を軽減させても、あるいは進行を遅らせても、それは将来起こる肝動脈疾患発症率の軽減にはまったく役に立たないのである。頚動脈の内皮ー中皮の肥厚を抑えても意味がないのである。

 このような指標を「代用マーカー」という。心疾患の代用マーカーとして、これまではコレステロールが使われてきたが、あまりいいマーカーとはいえない。代用マーカーとしての使用は注意しないといけない。

これ、よく内科のDrの書き込みにもあるんですよね。内科の先生がスタチンを処方する根強い根拠だったと思いますが、ばっさり否定されてます。

 一万年前まで、人類は超低炭水化物食で生きてきた(なぜなら、まだ穀物を育てる農業がなかったから)。われわれは今も、その頃の人間の遺伝子を引き継いでいる。農業が出現してからの歴史など、人類史のほんの0.5%でしかない。 しかも、面白いことに、超低炭水化物食ではビタミンCの必要量が極端に減るようである。

 腎臓では、血液から不要なものを濾して原尿を作り、さらに原尿から尿細管で必要な物質を再吸収したり、不要な物質を排出したりして、最終的に尿を作り出している。血糖値が高ければ、原尿の中にブドウ糖が多量に出て来るので、尿細管はこのブドウ糖を再吸収することになる。

 ビタミンCは、ブドウ糖と構造が極めてよく似ている。炭水化物の摂取量を減らすと食後血糖値の上昇がなく、原尿中のブドウ糖が少なくなる。すると、尿細管にブドウ糖を再吸収する余力ができて、ビタミンCまで再吸収するようになる。そのため、食事から摂取すべきビタミンCの量が少しですむようになる。

 現在、日本人が必要なビタミンCの一日の摂取量は130mgといわれているが、これは、ご飯を中心にした食事のためである。米を食べていればビタミンCは排出されてしまうから、多量のビタミンCが必要になるのである。

ビタミンCを摂るために野菜を食べる!という人多いです。でも、炭水化物をやめればビタミンCも少しでいいのです。まあ、ビタミンCも果物でとればいいのですけどね。

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